陥没乳首は、バストの美観を損ねてしまうので女性にとっては由々しき問題です。
何故なら、形やサイズに何の問題もなかったとしても、陥没乳首というだけで相当ネガティブな印象を与えてしまうからです。
また、見た目の問題だけではなく赤ちゃんに授乳するときにも困ったことになります。
このように不愉快な陥没乳首ですが、仮性の場合は普段のちょっとした心がけで改善することが可能です。
今回は、食べ物との関係性について紹介していく事にします。

急に太ると陥没するらしい

陥没乳首は、名前が示しているように乳首が埋没している状態のことです。
成人女性の約10%程度が該当すると考えられており、若い世代に多く見られています。
これは、乳頭を支える繊維組織が十分に発達していないことが主な原因で発症するからで、近年女性のバストのサイズが大きく成っていることが関係しています。
この様な若年層の問題の場合は成長するに伴い徐々に改善されていきますが、それ以外が原因でも陥没乳首になった場合には自然になおるということはありません。
逆に、若い時は問題がなかったにも関わらず中年以降に発症することも起こり得ます。
例えば急激に太ってしまったことで、陥没乳首になることもあるのです。
これは、状況的には思春期にバストが大きく成って陥没するのと同じで、脂肪と乳腺が乳管をひっぱった様な状態になることで陥没します。
ただし、この場合は繊維組織が発達するということはないので、痩せない限りはいつまでも陥没した状態のままです。

野菜をたくさん食べておきたい

陥没乳首を直すために、様々なアイテムが開発されており、美容クリニックでも専門の施術が考案されています。
これらを選択しなければならない様なケースもありますが、状態が軽度の場合は自力で改善することも可能です。
具体的には、野菜をたくさん食べるなどの食生活の改善です。
これは、陥没乳首に悩む女性が増えてきたのは、食生活が欧米化したことも原因と考えられているからです。
バストが大きく成ったことにより、脂肪と乳腺が乳管をひっぱってしまい乳首が陥没することになります。
また、肉中心の食事をしていると腸内環境が悪化するので、便秘しがちとなります。
これがストレスになり、ホルモンのバランスも崩れてしまいます。
すると、繊維組織の発達が滞ることになり、陥没した状態から改善されないままとなってしまうのです。
このために、野菜をたくさんとるなどで腸内環境を改善することは、陥没乳首を解消することにもつながります。
海藻やヨーグルトなども意識的に食べるようにしましょう。